ぼくの心から放たれる感情の行く先にはいつも高い高い壁がある
四方に立ちはだかる壁に跳ね返され行き場を失い、しばらく空中を飛び回ったあと、やがて熱は下がり地面に落ちた
こんなもんかと諦めて、踏みつぶして歩き出そうとした時に
足元に小さな赤い光
まだ燃えてる
それは微かなものだけど
それでも確かに燃えている
踏みつぶしたって消えないなら
いっそ身に纏ってしまえばいい
吹く風を受ければやがて炎に
この世界の最高温度を叩き出して燃えろ
目次
ぼくの心から放たれる感情の行く先にはいつも高い高い壁がある
四方に立ちはだかる壁に跳ね返され行き場を失い、しばらく空中を飛び回ったあと、やがて熱は下がり地面に落ちた
こんなもんかと諦めて、踏みつぶして歩き出そうとした時に
足元に小さな赤い光
まだ燃えてる
それは微かなものだけど
それでも確かに燃えている
踏みつぶしたって消えないなら
いっそ身に纏ってしまえばいい
吹く風を受ければやがて炎に
この世界の最高温度を叩き出して燃えろ