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催花雨の詩

生温かい雨が降り
その重たさは気分を沈め
どこか遠くには晴れている街があるはずなのに
とてもそうは思えないよ
あぁ、ほらまた雑音が鳴る

カーテンを開けて
大丈夫だよ
雨のおかげできっと
外には誰もいないから

出ておいでよこっちへ
手を引くなんてことはできないけれど
ちゃんと君を見てるよ

いじけてる君を笑わないよ
望んでることもわかってる
水溜まりを跳ねて飛んで夜に紛れる

君が願う朝はきれいだ

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